置き換えダイエットは栄養バラスが崩れやすい

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置き換えダイエットは栄養バラスが崩れやすい

過度に摂取カロリーを制限すると、体に必要なビタミンやミネラル、酵素などのバランスが崩れやすく、体調を損なうおそれがあります。痩せるはずなのに体形も体調も崩してしまっては元も子もありません。

 

それを防止するためには、毎日の低カロリー食を栄養のバランスに注意しながら、無理なく継続していく食事習慣が成功のカギを握ります。そのため、低カロリー食の栄養バランスのみならず、普段食べる食事の栄養バランスにも気を付けなくてはいけません。

 

 

痩せやすい食事習慣の基本は、日本伝統の食事である和食の「一汁三菜」だと言われます。

 

お味噌汁にご飯、主菜1つに副菜2つです。低カロリー食以外の通常通り食べる食事はこの一汁三菜を念頭に置いてメニューを組み立てれば栄養バランスは取り易いでしょう。

 

洋食が中心の食事習慣でもこの考え方に基づき組み立て、低カロリー食はお好みでバランスの取れそうなものを選べばうまくいくはずです。

 

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低カロリー食品を選ぶときのポイント

置き換えダイエットを成功させるための低カロリー食品を選ぶ際には、次の5つがポイントとなります。

①カロリーが低いこと
痩せるのが目的なので低カロリーは当たり前ですね。朝食を低カロリー食に換える場合、元々簡素な食事だった方は、元のカロリーより高カロリーにならないように注意しましょう。

②栄養価が高いこと
ビタミンやミネラルなどの栄養が不足して、体調を崩してして中断でもすれば全く意味がありません。栄養価が高く、添加物が少ないものを選びましょう。
③満腹感があること
ファスティング(断食)ほどではありませんが、空腹状態になりやすいです。食事に換える食品に満腹感が得られるものを選べば、ストレスや間食の誘惑にも負けません。

④価格が高すぎないこと
置き換えダイエットは一定期間継続しないといけないので、スーパーで手に入るバナナやリンゴではなく市販の低カロリー食品で行う場合、経済的に購入が続けられるものである必要があります。

⑤親しめる味であること
すごく美味しいとまではいかなくとも、不味いと続けること自体が苦痛となってしまいます。

 

リバウンドしやすいことを知っておく

置き換えダイエットは、摂取するカロリーをコントロールするので、いわゆるドカ食いの方や食生活が乱れていた方に適した方法で結果も出やすいです。

 

ただし、1日のカロリー摂取が減り体重が減少したとしても、大切なのはその体重を維持することです。

 

ヒトの身体は、カロリー不足になるとエネルギーの吸収率が上がるので、この方法はリバウンドしやすいと言われます。

 

置き換えダイエットから通常食に戻すときは注意が必要です。急に普通に戻すのではなく、少しずつ身体を慣らします。

 

全く元の食生活に戻すのではなく、間食は止めるか低カロリーのものに換え、高タンパクで低カロリーの食生活を目指し、一定の運動量で筋肉量も確保するように意識します。